仕事の遅れでストレス 暑さで食欲も無く 胃腸に劇痛が走り 毎日冷たいビールとカツオの刺身の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
復興の仕事で、現場監督をしています。
仕事の遅れでストレスと暑さで食欲も無く、毎日冷たいビールとカツオの刺身が楽しみです。
忙しく昼抜きで作業をしていると胃腸に劇痛が走り吐きました。
病院で受診し胃カメラをとりました。
カツオの虫かと先生が探しましたが胃の粘液不足で荒れていると話されました。
夕方になっても痛みが取れず、漢方の先生に電話相談しました。
先生より、中医学(漢方)的には夏の暑さで、体の元気と潤いが不足し、胃の潤い不足と血行不良が起き、漢方では「通じざれば 即ち痛む」と言う言葉があり、劇痛が起きたのではと電話で話しがありました。
漢方の鎮静作用と血行を改善するお薬を提案頂き、元々、先生の常連客なので手持ちの中に漢方薬があり服用すると痛みが楽になり眠ってしまいました。
朝起きると痛みも無く、先生に今後どのようにしたら良いか尋ねました。
先生からは暑さやストレス対策、胃腸を守る漢方養生が必要で、先生が編集した「ストレスにやさしい生薬のいろいろ」を頂きました。
又、作業現場での救急薬を常備する事を教えてもらいました。
中医学では夏の潤い不足も「胃陰(胃の潤い)不足」から胃壁が荒れ、痛みの原因になります。
逆流性胃炎など体調不良(気血津液の循環不良)、ストレス(気滞)は胃腸に影響を与えます。
これからの季節、カツオやサンマにも虫がいて、胃壁に入り込み痛みのトラブルを起こす方も、気仙沼地方では多く見られます。
気仙沼地方では昔から、魚を酢で殺して食べる習慣があり、子供の頃からこの様な食べ方が普通と思っていました。
この様に胃腸のトラブルもいろいろで、専門医の受診も大切なので、かかりつけの医師の受診も大切です。
TEL:0226-27-2108
住所:宮城県気仙沼市長磯船原33-1